オオバボダイジュ
野沢温泉村教育委員会より
昨年
村で1番古いマツを
枯らしてしまったので
そうならないように
ほかの古い木も見てほしいと
依頼がありました。
最初にオオバボダイジュ
道路脇の急な傾斜地に
堂々とそびえたっています。
樹形・葉の大きさ・風格
本当にすばらしい樹です。
1か所深植えになっている地際が
腐ってきているので、
盛り土を取り除き
根が呼吸できるように
もう少し低くするようにアドバイスしました。
次に
イチョウ
ナラガシワ
シダレザクラ
この3本は樹齢も300年と、
だいぶ弱っていて
なんとかしないと危ない状態でした。
最後の大杉は神社の境内にあり
3・12栄村地震の際に崩れて
敷地内のスギに多く盛り土してありました。
どの木もとても立派で、まだ衰弱していませんが
20cm以上の盛り土は
木を弱らせるので、取り除くように
アドバイスしました。
いままでは
ほぼ枯れてから
診てほしいという依頼が多かったので
高齢樹には
定期健診をして
健康に長生きしてほしいと願います。