クリの移植
今週は朝から毎日現場にいるのでアップするのが
遅れてしまいました。
昨日は国の工事で、M土木部長より
依頼されクリの木を3本移植してきました。
持ち主の方もずーと作業を見ている中
なんとしても移植を成功させなくてはいけない
という指令を受け、腕の良い職人さんと
堀取りから根巻作業まで行い
最後に敷き藁をして終了。
昨年秋に行ったカキの移植やサクランボ
ウメなどみな見事に根付いて
難しいといわれた樹種がうまくいくと
みんなも自信につながっていきます。
施主さんにはたくさん枝を切ってくれと
言われましたが、あまり成長点を切り落とすと
そこで根が出るホルモンが作られるので
少し残さないといけないんですよと
説明しました。
「造園やさんは農家と違って
丁寧な仕事をするもんだねー」と
関心していました。
たしかにワラひとつ敷くのも
根を撒く縄紐の撒き方も美しく
美しい日本の技術だと思っています。