想像力とデザイン
今週は2ヵ所で講演する機会があります。水曜日は長野市の教育委員会さんからの依頼で、文化財保護について樹木の健康診断の話をします。
天然記念物のサクラやイチイ、ケヤキなどパトロールをするときにどこを診るのか、危険なキノコの種類など、パワーポイントを使ってお話いたします。
金曜日は園芸上級者対象の講座で、ガーデニングの新しい流れの話をします。
ピート・アウドルフさん、御年74歳。
youtubeでも予告の動画を見ることが出来ますが、植物が枯れた姿を美しい風景として残す景観デザインをしています。私も今年は広い草原を修景する仕事があり、どんなイメージで植え付けるのか模索していた時に出逢い、映画にもなっていたのですがさすがに近くでは上映していませんでした。
それでもなんとかDVDを購入して見てみたいと探して探して。
自主上映ができるのではあれば自分が関わっている、ながの緑育協会の建物でなんとか上映できないものかと、スタッフに相談して、3月末に上映することになりました。
その映画の前に事前レクチャーをします。
使用している宿根草、グラス、植え付け時のコンセプトなど。
デザインは美しいことも大切ですが、耐寒性や高さ、開花期などの知識もないと継続的な風景は出来ません。
このコンセプトで行い、何を何株植えるという決断、予算管理も大切なので、ものすごいエネルギーと責任が必要なんです。