樹齢400年弱のケヤキの剪定

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今日は朝マイナス4℃の中、返目神社の剪定を行いました。
日中は6℃まで上がり、雪も降らず仕事がはかどりました。

この神社のケヤキは5年前にも剪定を行いましたが、現在の保存樹木の管理といえば
危険な枯枝を切り落とすのが主な仕事ですので、剪定だけでは年々衰弱していくことは止められません。
今回もヤドリギが着いている枝が怪しいと思い、剪定してみると中はすっかり空洞で、鳥が巣を作った跡がありました。地元の方にも手伝っていただき、無事終えることが出来ました。
この神社も1ヶ月前の震度6の地震で灯篭にひびが入り修理したそうです。

今年はエルニーニョ現象で、12月なのに何回も大雪が降り、除雪に夜中に出動したり
灯篭を直したりと、普通の剪定だけでも終わるのかどうかという年末
なんとか27日の忘年会を迎えられそうです。

毎年温泉で30人近い社員が集まるので、社内会議と勉強会も一緒に行っています。
社員が共通のレベルアップを図り、農薬・樹木治療・肥料と
剪定だけでない緑のプロ集団を目指して
また来年も頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

PS
正月休みは28日(日)から1月4日(日)までです。

樹木医

Posted by rinkasa