国営あずみの公園希少植物調査

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先週久しぶりに安曇野市まで行ってきました。
来年の3月まで、新たに開園するエリアの垣根作りと伐採工事があり
垣根(カントリーヘッジ)を作る場所に希少植物が無いか,調べる仕事です。

午前中は田園エリアでしたが、道端はハルジオンなどの外来種がほとんどでした。
一ヶ所ヌマトラノオがコバギボウシの横に生息しており、これは珍しいと印をつけさせていただきました。

午後は林地に入り、園路をつくるための整地を行う下準備です。
ヤマザクラ系は残すことになり、黄色いテープで印をつけ
「ハテ?何桜でしょうか」と聞かれましたが、「ウワミズザクラだと思うけど、イヌザクラかもしれない」

葉は3m以上上にあり、幹肌しか判断基準が無い。
幹肌は樹齢によって変わってくるので図鑑を見てもわからない。
肌の鑑定不足もあり、宿題にさせてくださいと写真を撮って持ち帰ることにしました。

雨が降っていれば蜂は飛ばないだろうと、ムラサキシキブやクロモジなどの潅木を刈り払い始めました。

「蜂用の宇宙服を着て、事前に刈り払う前にホウキでたたいて歩くのはどう?」なんて
提案してみましたが、「30℃以上ある真夏にそれはきついよ」と却下されました。
涼しい蜂防護服どなたか開発してください。
(ちなみに画像は腫れておりますが、全身刺されたわけではありません)

樹木医

Posted by rinkasa