ナラタケモドキは怖い
須坂市の神社に江戸時代の古いサクラの銘木を
植えることになり危険なケヤキを診断し伐採しました。
昨年9月にナラタケモドキが3本出ていたので写真に撮り
報告しましたが、上部はまったく元気で
誰もこれが危険な木だと思っていませんでした。
ナラタケモドキは1年で枯れますので
跡形もなくなり、今回伐採・伐根してみて
改めて簡単に根が掘れ、根の先端まで
ヌルヌルした液体がまとまりつき
こんなに広がっているなんて
ナラタケモドキの恐ろしさを知りました。
根の周囲の土を取り除き
山砂で整地し、その場所にはサクラは植えられません。
数年後にはナラタケモドキの研究が
進んで対策が確立するかもしれません。
広島でプラタナスが倒れたニュースを報道していましたが
外見に惑わされず根の腐朽を見極められるように
熟練していきたいです。