自然再生技術
先週明治神宮の隣の施設で
自然再生技術の第1回目の講習会がありました。
講師は森林・野草・鳥・昆虫学の大学の教授で
それぞれの立場から自然を取り戻す為の
ノウハウを教えていただきました。
中でも東京農大名誉教授の進士先生の話は
自然保護ではもう間に合わない
平成15年に自然再生推進法が出来たが
造園業のみなさんが自然公園を造るときも
池を作ってただまわりにサツキを植えるのでは
なく、日本の景観の再生でも有り
人間再生の場でもあるのだから
心して学んで取り組んで欲しい
またこれから自然再生をかかげた事業は確実に
増えていくから、経済的にもこの技術を学んで
仕事として生かして欲しいと
力説されました。
また明治神宮の森は90年前は荒れた原野で
ここを林学博士や造園家が50年後・
100年後にどうなるかを考え
杉やヒノキでなく、公害の多い乾いた東京でもよく育つ
管理がかからないような森の再生を計画し
今では成功している。
毎年講習会があるようですので
出来るだけ参加し
仕事にいかしていきたいと思います。