樹齢1000年の大イチョウ

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今日は朝から高所作業車を使って雄木のイチョウの危険な枝を除去する作業を行っています。
私は最初の立ち合いと住民説明でお昼まで手伝いました。
住宅街の中にある大イチョウですが、保存会もあり理解のある住民の方が多く仕事をしていて嬉しく思いました。

戻ると樹木医雑誌が届いていて長野県では16名受験して1名の合格。そのうち2名女性がいたことがわかりました。年々難しくなっているようで、来年こそ長野市周辺からの合格者を願っています。

昨年の勉強会を兼ねた忘年会で、N君が俺の夢は海外で造園の仕事をすることだと宣言し、その時はまた大ぼらを吹いていと思いましたが、もしかしたらその夢が正夢になるかもしれません。
海外でなくても県外の造園の現場で仕事をさせていただけると、いろいろな知識や経験を積むことができます。
雪国寒冷地の造園やさんは1・2月は仕事があっても寒すぎたり雪で作業に支障が出ます。
そんなときに雪のない地域に研修と思って修行にいけたら本当に本望です。

来年の1月に池を埋めて、庭にする工事を行います。N君に聞いたら埋めるときは水の神様を怒らせないように、梅とヨシと塩を使ってお祓いをするのだそうです。
「埋めてヨシ」という語呂合わせのようですが、一つ勉強になりました。
埋める方法も安価で隣にあるマツが根を伸ばせるように、工夫して作業するようです。

今年は28日の大掃除で終了。
公共をはじめ、たくさんの仕事をありがとうございました。
新年は1月5日から仕事始めです。

樹木医

Posted by rinkasa