上田城サクラ治療研修
昨日は長野樹木医会の研修会に行ってきました。
上田城はおとといの雪の被害で
数株枝が折れていました。
みんなで
花が咲いている時期に、サクラを見たのは
久しぶりだといいながら、
(治療は冬にやるので)
今年初めて治療した37本の説明を受けました。
樹齢70年以上たち、
狭いお城に千本近くの
サクラが咲いているので、華やかですが
歩きやすいように盛り土や
舗装などで根が衰弱しており、
土壌改良と敷き藁、
腐ってなくなった部分はセメントと、珪藻土
を混ぜて補強してありました。
あんなに人手がすごいとは思いませんでしたが、
もっと驚いたのは
今まではサクラの肥料や管理は
地元の造園組合員さんたちが
有志で行っていたそうです。
今回初めて治療費がきちんと
出たそうです。
夕方の技術交流会も
森林総研のOBの先生に
薬の話や、カシノナガキクイムシの最新情報など
貴重な話をじっくり聞くことが出来て
充実した研修会でした。