神宮宮域林の研修

IMGP1003
先週アップしたブログがどこかへ入ってしまいましたが
3連休はプライベートで
伊勢神宮の森に研修に行ってきました。

伊勢神宮は20年に1回
式年遷宮という昔から伝わる儀式があり
1回に樹齢200年のヒノキが1万本必要になります。
木曽ヒノキは寒い場所なので300年経ったものでないと
太さが足りないとのことで
伐採もチェーンソーを使わず斧で、儀式を行いながら切るそうです。
今では木曽には斧で切れる人がいないということで
伊勢から行くとのこと。

200年のヒノキを効率良く健康に育てるにはどうしたらよいか
シカ問題。マツクイムシにカシノナガキクイムシの対策

雨の中、暗い山の中にずーと
いたので数人はヒルにやられ
靴下は血だらけ

ヒノキだけでなく
広葉樹も残すことにより洪水の被害が減った。

ミミズバイ ヒメシャラ アリドオシ イズセンリョウ
ハスノハカヅラ トキワウツギなど
長野の山では見ることの出来ない
植物も観察できて興味深かったです。

夜行われた勉強会でカシノナガキクイムシは
一昨年をピークに減少していくだろうと
報告がありました。

時間がなくて
伊勢うどん店や赤福本店に行けなかったことが
残念です。

樹木医

Posted by rinkasa